施設日記

2025.4.24
八重桜を愛でる会
令和7年4月19日(土)に新盛里山耕実行委員会主催の「八重桜を愛でる会」が開催されました。
「八重桜を愛でる会」は、平成26年度から開催されているイベントで、平成18年より、地元の有志で、「すげの里」のある菅田和地内の道路沿線に八重桜を植える活動がスタートしました。
10年後には、1.5㎞に渡って約400本が植えられました。
 八重桜の品種名は、「紅華」と言います。
参加者は、大人から子供を含め全員で24名、スタッフ6名の計30名でした。
当日は、春の陽気となり、とても温かく、絶好の花見日和となりました。
 花は、八分咲きでしたが、十分、堪能できました。
 帰り道の途中にある、竹藪で「筍掘り」を計画されていましたが、今年は昨年の冬の寒さや雨不足が原因からか、少ししか採れませんでした。(残念)
 「すげの里」へ帰って来て、早速、昼食である「五平餅」の準備です。
 参加者が、自分で串にご飯を付け、五平餅の形に整え、素焼きし、味噌を付け焼いて完成です。子供達も自分で作った個性的な五平餅を美味しそうに食べていました。
 参加者の皆さんには、お帰りの際、里山耕アンケートを行っています。
 うれしいアンケート結果(感想)の一部を紹介します。
 ○五平餅が美味しく、自然体験も出来たので楽しかった。
 ○春の気持ちの良い天候の中、八重桜など里山の自然を満喫できた。
 ○子供に良い体験ができた。
 新盛里山耕実行委員会では、今年も「6月:蛍鑑賞会」「12月:餅つき体験」のイベントを計画しています。
 是非、ご参加をお願いします。
2025.3.13
すげの里の防火訓練
お客様とスタッフの安全と、大切な施設を守るため、職員ミーティングの際、防火訓練をおこないました。日頃ない緊張感がありました。

2025.3.4
中京テレビ番組【となりのカーボンニュートラルさん】
 2月24日(月)、3月3日(月)に『すげの里』が放映されました。
 この番組は、「地球環境問題」を子供目線で、どんなことが、「カーボンニュートラル」に繋がるのかを分かりやすく紹介する番組です。
 この番組に出演するきっかけは、『すげの里』の立ち上げに多く関与された名古屋大学教授の髙野雅夫様からの紹介です。
 『すげの里』は設計当初の構想から、自給自足によるかつての里山暮らしを参考に、エコで自然に優しい循環型の暮らしを意図として、薪ボイラーや薪ストーブ、太陽光発電などを導入しています。
 薪ボイラーは、風呂や調理場の給湯の他、床暖房もでき、大活躍しています。
 薪は、間伐材(針葉樹・広葉樹)を利用しています。
 ちなみに、薪ボイラーは針葉樹の薪、薪ストーブは広葉樹の薪を使用しています。また、『すげの里』には石窯があり、広葉樹の薪を使って色々な調理を楽しんでもらっています。
 『すげの里』では、里山暮らしを体験いただくと同時に、エコな施設であることもご体感くださいね。多くの方のご利用をお待ちしています。

※カーボンニュートラル:温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡することを意味します。地球温暖化への対応として、世界各国が取り組んでいます。
2025.2.4
すげの里の雪景色
立春を迎えたと言うのに、寒波の襲来です。
今シーズンで一番の、雪が降っています。
まわりの木々も、すっかり白く雪化粧しています。
普段、静かなすげの里の周りも、いっそう静寂につつまれています。
2025.1.30
「薪」の舞台裏
立春は近づけど、今朝の最低気温は-3℃。
薪ストーブをつけて、館内を暖めています。

すげの里では暖房の薪ストーブには広葉樹の薪を、給湯や床暖房のウッドボイラーには針葉樹の薪を使っています。
針葉樹はお向かいの山から間伐ボランティアの方が下ろしてきてくれたもの。すごい量です!
割った薪は薪棚で乾燥させて使いますが、その薪棚が悪くなってきたので今日はメンテナンスをします。

長らく頑張ってくれた薪棚の柱は土に接した部分から腐食が始まっていました。
準備した柱を切って、運んで、支えて、留めて。抜群のチームワークで作業を進めていきます。

補修してキレイになった薪棚には、これから薪を割っては積んでいく予定です。

木を植え、木を切り、運んで割って、保管して。
長い時間とたくさんの人を手を経た、山からの恵み「薪」。

あたたかい里山の冬を体験しに来てくださいね。


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